貧血の検査について

近年日本人女性の貧血が増加していて、日本人女性の半分が貧血ないし貧血予備軍と考えられています。貧血とは、酸素を運ぶ赤血球か、赤血球の中で酸素と結合するヘモグロビンが少なく、体内が酸素不足になった状態のことです。

貧血の検査は学校や職場の定期的な健康診断を受けていれば、その中の血液検査項目の1つとして行われます。貧血のような症状が現れ、自分で貧血かどうかを調べてみる場合は病院を受診する必要があります。

病院といっても何科を受診すればよいか悩むところですが、貧血にはたくさんの種類があり、その原因もさまざまあります。また、自分が貧血だと思っていても、実は貧血以外の病気を患っていることもあります。

そのため、貧血のような症状の原因がはっきりわからない場合、まずは内科を受診して血液検査を行い、貧血かどうかを確認してから、どんな原因で貧血が起こっているのかを調べます。鉄欠乏性貧血かどうかはこの血液検査ですぐにわかります。

なお、血液検査は一般的な検査であるため高額な費用はかからず、健康保険も適応されます。健康保険の適応の仕方によって自己負担額は多少異なりますが、貧血の血液検査にかかる費用はおよそ1500~3000円程度となります。

貧血の検査は、まず腕などの静脈から血液を2~3mL採取し、赤血球の数やヘモグロビン濃度などを調べます。この赤血球やヘモグロビン濃度がなんらかの原因で減少した状態を貧血といいます。

貧血かどうかを判断する上でよく用いられるのがヘモグロビン濃度です。ヘモグロビンとは赤血球の中に含まれる赤い色素で、鉄を含んでいます。この鉄と酸素が結びつくことで、全身の細胞に酸素を運ぶ役割を果たします。

つまりヘモグロビンが少ないという事は酸素をあまり運べなくなるため、貧血症状が現れることになります。